天窓とは?
天窓は家の屋根の部分につけてある窓のことであり、現在は天窓という呼び名よりもトップライトと言われることが多いです。
このトップライトは室内を換気する、自然光を取り入れるといった働きをしています。
天窓の場合、一つだけの種類のように感じますが、実際には開閉ができるものとできないものの2種類があり、さらに開閉できるものは電動と手動とにわかれています。
換気も目的にしている場合は開閉できるタイプのものが多く、上手に開閉をすることによって空気の流れができ、湿度が高い場合においても快適に過ごすことができます。
さらに一般的な窓よりもセキュリティが高い、地域によっては夜空を楽しめる、日中や曇りの日には照明を使用しなくても過ごすことができるなどのメリットもあります。
ですがこの天窓の場合、雨漏りと結露がデメリットとなっており、メンテナンスをしっかりと行っていないと雨漏りや結露が発生しやすくなります。
天窓から雨漏りする原因
雨漏りが起きてしまう原因は、家を建ててから10年以内の場合は施工不良のことが多く、10年以上の場合は、防水テープなどの部品が劣化することによって生じます。
防水テープの寿命は意外と短く、さらに強い紫外線に弱いため10年ほどすると劣化が始まってしまいます。
トップライトの部分は自分の目では確認が難しいため、いつの間にか劣化が進み、雨漏りによって劣化に気が付くことが多いです。
このようなことを防ぐには10年を目安として家を建てたメーカーに相談をしメンテナンスを行うことが大切になります。
なお、20年以上経過した場合は家のいたる部分の補償がすでに切れており、屋根自体もメンテナンスが必要となります。
屋根とトップライトは重要な関係にあり、屋根が傷んでいると窓の状態も悪くなるため、同時にメンテナンスを行うようにします。
そのままにしておくと窓自体にひびが入る、トップライトを固定している木材が劣化し、木そのものが腐ってしまうということが起きてしまいます。